今回は両学長リベラルアーツ大学のYouTubeより、株式投資に役立つ様々なニュースをお届けします。
高配当株、インデックス投資、など聞くだけで頭が痛くなるような単語。これからの生活を豊かにするにはこういった難しい単語に目を背けず学んでいくことが大切です。
特に日本はお金に関する教育を義務教育では一切学ばないため、自分から進んで学習する必要があります。それでは早速内容を確認していきましょう。
お金儲けは知識から?両学長から投資に役立つニュースを学ぼう
【両学長 リベラルアーツ大学】幸せで自由な暮らしを手に入れるための「お金の授業」を展開するビジネス系Youtuber。今回は2021年2月度株式投資に役立つ情報をまとめてお届け。投資は知識が全て。正しい情報を正しく学ぶことで資産形成に活かすことが出来ます。ぜひYouTubeを用いてご自身の生活をより良いものとしましょう。
株式投資に役立つ投資トピック総まとめ
株式投資に役立つニュース①【日経平均】

まずは日本の景気動向を確認するに一番適している日経平均を見てみましょう。
結論最近の日経平均は絶好調です。2020年11月に29年ぶりに2万5000円台を回復。そして2021年2月には30年半ぶりに30,000円を回復しました。特に回復の起爆剤となったコロナウィルスのワクチン完成ニュース。こちらが様々な場面において好材料となりました。日経平均を毎日スマホでチェックするだけでも意識は変わります。ぜひ世の中の動きに目を向けてみましょう。
株式投資に役立つニュース②【景気動向指数】

続いては景気動向指数についてです。こちらは景気全体の現状を把握したり、将来の動向を予測するときに使われる経済指標です、産業、金融、労働など経済に重要かつ景気に敏感な28項目の景気指標をもとに指数が算出されています。いろいろな指標をミキサーに入れてスイッチを入れると1つの景気動向指数ができると言うイメージです。コロナの影響もあり落ち込んでいた当指数ですが年末に向けて徐々に回復傾向にあります。とはいえ100は通常値なのでまだまだ回復には至らない状況です。
株式投資に役立つニュース③【景気ウォッチャー指数】

次に景気ウォッチャー指数です。こちらは百貨店、スーパーマーケット、コンビニなどの小売店やレジャー業界で働く人、タクシー運転手など景気に敏感な職種の約2000人にインタビューし、調査結果を集計分析して発表するデータです。数字上よりも、更にリアルな実体経済の状況が写し出される指数です。
特にタクシーの運転手さんは乗客数やお客様との会話の中で景気の動向をよく知る人物だと思いますのでそういったデータが盛り込まれています。
こちらは好景気の判断の分かれ目となる50を長らく下回っております。特に年末からコロナの再拡大、再度の緊急事態宣言懸念を受けて、回復したポイントが下がると言う厳しい状況となっております。
株式投資に役立つニュース④【緊急事態宣言延長】
1月8日から2月7日までの予定だった緊急事態宣言が3月7日まで延長されました。
緊急事態措置の実施区域は【埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県】
関西と関東を中心に措置がとられた状況です。野村証券の計算によるとこの緊急事態措置の延長による経済損失は2カ月間で個人消費5.8兆円減少。失業者は23万人増加、失業率は0.3%上昇と算出されています。当然ですが自粛を延長すればするほどダメージが大きくなっていきます。いよいよこの状況が続くと倒産廃業に追い込まれる企業が増えそうなギリギリの状態が続いています。
その中で2月17日より医療従事者回先行摂取が始まったコロナウィルス対策用ワクチン。セッションを受けた人は合わせて1.7万人となっています。今後もワクチンの接種状況や感染者数の推移には注目が必要です。基本的にはワクチンにより少しずつ状況は改善していく見込みです。
株式投資に役立つニュース⑤【減配企業・増配企業を上回る】
減配企業の数が、増配企業の数を上回りました。
株主に対する還元である配当の金額を減らす企業が増えたと言うことです。全体における減配企業の数は29%、増配企業は18%と言う割合なっています。このコロナ禍においても増配している企業もあることは素晴らしいことですね。減配企業の割合が大きくなるのは2010年3月期以来10年ぶりの悲劇です。特にダメージが大きかったJALは2012年の再上場5以来となる無配当転落
サンリオは16年ぶりに無配当転落、スーツの青山は上場後初の無配当転落となりました。また名門ブリヂストンが1951年以来69年ぶりに赤字転落したと言うニュースも衝撃でした。
株式投資に役立つニュース⑦【日経平均3万円台に】
このような状況ですが、2月15日、日経平均株価は3万円台に回復しました。
この日経平均3万円回復を牽引したのは海外投資家とのこと。日本株は景気敏感株が多く、景気が回復局面に向かう時に海外勢の買いが入りやすいのです。理屈抜きで行くところまでいく、これが株式相場の難しいところでもあります。
特に今は行き場を失い、消費することも投資することもできずにもたついている「あまり金」があちこちで発生し、それが少しの好材料とともに一局集中で投入されている、と言う印象は拭えません。過去のバブル崩壊のように一気に株価が崩れることがないよう祈るばかりです。
株式投資に役立つ知識【景気指標からみる株売買の判断】
以上の指標から察するに、ここから先景気に対して不安を抱いている方が多いと言う印象です。にもかかわらず株価は上昇の一途をたどっている。このギャップはどこかで反動が出ることが予想されます。株式相場とは付かず離れずの距離間で対応することが大切です。絶対に今この瞬間買わなければいけない!という株はめったに存在しません。
複数のポジションを持ち本当に今が割安だと思うものがあればちょっと拾う。
これが長く相場で戦っていくための考え方です。
株式投資に役立つ投資トピック総まとめ
いかがだったでしょうか。今回は両学長から「景気動向指数、日経平均、景気ウォッチャー指数」など様々な株にまつわる専門用語の解説や、緊急事態宣言再発後の世の中の流れなどを分かりやすく解説いただきました。
ここから先も経済の動向は要注意です。新聞やテレビだけではなくYouTubeからも有益な情報を取得することができます。ぜひ今後も両学長から様々なお金にまつわる知識を習得しましょう。