両学長のYouTubeでは人生にまつわるお金の授業としてテーマを5つ掲げています。
①貯める力②稼ぐ力③増やす力④守る力⑤使う力
今回はこちらのテーマのうち「増やす力」にあたる株式投資の話となります。
両学長リベラルアーツ大学から「高配当株」について学ぼう
【両学長 リベラルアーツ大学】幸せで自由な暮らしを手に入れるための「お金の授業」を展開するビジネス系Youtuber、両学長。今回は2021年最新の「高配当株」に関する話題を届けします。株式投資に興味がある方は必見の内容です。
高配当株を探そう!配当利回りランキング【株式投資編】
今回お届けする高配当銘柄の対象は?
今回動画内で紹介された高配当株ですが以下の抽出条件となります。
抽出時期:隔月末
対称市場:東証一部/東証二部/東証JASDAQ
配当利回り:税引き前3.75%以上※復興特別所得税は無視
ちなみに配当の定義ですが
会社が得た利益の一部を、株主へ支払うもの、これが配当です。一般的にはお金で還元することを配当、サービスや物として還元することを優待と呼びます。今回のケースですと1万円の株を保有しているとおおよそ300円以上の配当が入る株を対象とし、よりこの配当率が高いものをご紹介する、といった内容になります。
両学長注目の高配当株①菱洋エレクトロ

半導体やデバイスなどを取り扱う専門商社。売上高や営業利益率はここ数年横ばいで特にこれといった好材料が無く思われますが、なぜ急上昇したのでしょう。その理由は配当性と呼ばれる企業が株主に還元率が急に増えたためです。株主にとっては手放しで喜べない状況にあり、この比率が高すぎると借金してでもホストに貢ぐ状況と同じように、客離れを防ぐために無理をしている状況となるためです。今の状況だけで判断すれば美味しい銘柄ですが長期的には続かないと思われます。
両学長注目の高配当株②グランディハウス

北関東の戸建て販売を主とする企業。少子高齢化により戸建て販売業は厳しいと言われておりますがその中でも堅実な成長を見せています。更に事業を拡大する予定との事で注目の銘柄ですが両学長いわく「不動産関連銘柄」はキャッシュの流れが悪い(大きな収益が入るときと資金の流れが止まるときの幅が大きい)ため長期投資には向かない、という見解でした。
両学長注目の高配当株③三井住友フィナンシャルグループ

大手メガバンクの一角。累進配当政策と呼ばれる「基本的に減配せず、可能な限り増配していく方針」により多くの株主から人気を集めている銘柄です。ランキングの登場回数も34回と人気、知名度共に申し分なしです。
両学長注目の高配当株④長谷工コーポレーション

CMで有名な建築不動産系の企業です。実は2010年のリーマンショックで大ダメージを受けており無配転落(配当が無くなる)そして2014年まで配当金ゼロが続きました。やはり一度地獄を見た企業は強く、コロナの影響もありますが根強く営業を行い今に至ります。とはいえ不動産関係は変動が激しいため株を集中させず、分散投資を行いましょう。
両学長注目の高配当株⑤三機工業

こちらも長谷工コーポレーションと同じく景気敏感株、世の中の不況好況に大きく影響されています。懸念材料としては営業キャッシュフローがしょっちゅう赤字になっており、業績に波があることです。とはいいながらも非常に高い配当率を維持しており注目の銘柄であることは間違いなさそうです。
高配当株を探そう!配当利回りランキング【株式投資編】まとめ
今回は動画の中から両学長が注目している高配当銘柄を5選お届けいたしました。動画では他にも「ランキングに新登場した注目銘柄」の解説もあり、非常に有意義な内容でした。
株の売買において気に留めて頂きたい事が3点あります。まずは
①ランキング上位株は「景気敏感株」が多いため注意。有名だ、人気だ、これだけで購入を即決しないことが大切です。次に
②中期経営計画が公表されている場合必ずチェックする。購入後大きく事業の変更や買収が控えている可能性もあります。必ず将来性をチェックしておきましょう。最後に
③大株主が誰なのか、をチェックしましょう。大株主の発言力は非常に高く、起業の動向にいい意味でも悪い意味でも影響を与えます。
ぜひ今回学んだ内容を元に、憧れの配当生活を目指し、株式投資の勉強をはじめてみましょう。