マコなり社長の誹謗中傷問題から「名誉棄損」と「意見」の線引きを学ぼう

【マコなり社長】人気プログラミングスクールを経営する社長であり、先日更なる新事業を発表したマコなり社長。ここ最近の活動について賛否両論がある中で、行き過ぎた誹謗中傷に対し法的措置を取るとの動画がアップされました。この機会に弁護士の見解からどこまでが意見にあたり、どこまでが名誉棄損の対象となるのか学びましょう。

 

誹謗中傷に対する弁護士の見解

ここ最近マコなり社長が手掛けているdiv、テックキャンプ、アンコモンといったサービスに対する誹謗中傷がみられます。今回の動画ではそのような批判に対して、弁護士の見解を交えてどのように対応すべきかを語る回となりました。

違法行為の線引き

行き過ぎた誹謗中傷により、違法行為となる可能性が高いものは「名誉棄損」「侮辱」「信用棄損」の3点に分けられる、と語るのはAZX総合法律事務所の小鷹弁護士。

名誉棄損とは

その発言や書き込みなどにより、第三者の社会的評価を事実と異なる内容で低下させた場合、それが意見を論評するケースであっても名誉棄損となる可能性がある。またこの時、誰かを攻撃するものや信用を損なう発言は「個人的見解」という予防線を張ったとしても名誉棄損に該当する場合がある。

侮辱行為とは

バカ、アホなどといった悪口で誰かの名誉感情を害する行為のこと。

信用棄損とは

ライバル会社などが、自社が有利になるようなウソの情報を流し、結果相手の信用を故意に落とすような行為に対して信用棄損と取られることがある。

名誉が棄損された場合の対応について

名誉棄損の場合相手に求めるものとしては4パターン存在します。
まずは問題となっているコンテンツの削除や修正を求めること。

直接の謝罪もあれば、謝罪文をWEB上で公開するように要請するなど様々な方法があります。

実際に匿名であっても出所を追求し、損害賠償を請求するケースもあるとの事です。

最も悪質な場合、刑事事件となる場合も。判決により3年以下の懲役が課せられる可能性があります。何気ない誹謗中傷があなたの人生を狂わせる可能性もあるということですね。

誹謗中傷に対する弁護士の見解 まとめ

いかがだったでしょうか。賛否両論、ネット上には様々な意見が飛び交いますが、あまりにも逸脱した内容はそれが個人的見解であると述べた上でも、罪に問われる可能性があるという事が分かりました。訴えられた場合、最も厳しい内容ですと刑事告訴の可能性もあるという弁護士の見解を聞き、皆さんも身が引きしまったのではないでしょうか。SNSやYouTubeは気軽にコメントを残すことが出来ますが、世界中のあらゆるユーザーの目に留まるという事を踏まえて、今一度慎重に、そして楽しく利用していきましょう!

誹謗中傷に対して法的措置をとります【弁護士の見解有り】

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元サイトで動画を視聴: YouTube.

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