今回は大ヒットを記録している劇場版「鬼滅の刃」無限列車編に登場する
十二鬼月・下弦の壱『魘夢(えんむ)』の左手を作っていきます。
どこまで再現できるのか、乞うご期待。
【鬼滅の刃】十二鬼月・下弦の壱『魘夢(えんむ)』を作ってみた
【超工作テテ】3Dプリンターを使ったフィギュア制作などを投稿しているチャンネル。今回は「鬼滅の刃」無限列車編に登場する十二鬼月・下弦の壱『魘夢(えんむ)』を作ります。
魘夢の左手を作る
スキャン
まずは、3Dスキャンと3Dスキャナー用のマーカーを使って手をスキャンします。
スキャンできたら、原型を作っていきます
原作のイラストを参考に目や口などを付け足しします。
細かいシワや毛穴までしっかり再現。
しわの流れはまぶたや唇の動きをイメージしながら作ります。
原作で拾いきれない部分は機能や構造をイメージして補完します。

色彩イメージしたのが下の写真です。

3Dプリンターで造形
次に、3Dプリンターで実際に出力します。
良い感じに出力できたようです。

塗装
出力できた模型に塗装していきます。
今回はエアブラシを使わずに色を付けていきます。
薄めた塗料を細かい粒にして飛ばします。
粒を薄く少しずつ重ねていくことで肌の色むらを表現します。
色を変えてより原作に近付けていきます。

虹彩を描く
虹彩は筆で少しずつ、慎重に塗っていきます。
血走った毛細血管を描きます。
仕上げにウレタンニスで光沢を出します。

夢
色彩イメージ用に作ったデータを使って、水転写シールを作ります。
台紙を水で濡らし、ゆっくり剥がしながら付けていきます。

完成

原作のイラストに忠実に再現されていますね。
自作でここまでの完成度を実現できるのはテテさんの器用さが光っています。
商品として世に出ていないのが残念です。
次回はどんな作品に挑戦するのか、楽しみですね。