支払い能力に関係なく、すべての住人に同じ額の税を納めさせる制度のことをいいます。老人、妊婦を含めた女性、病人、子供にも同じ額の税が課せられるため、世帯によっては多くの税を納める必要があり、負担が大きくなります。
妊婦が崖から飛ぶ!?人頭税とは。
【ヒューマンバグ大学_闇の動画】人がバグってしまうような過激な内容を漫画で解説している少しダークな教養チャンネル。今回は日本最西端の与那国島で実際にあった、重税から逃れるために行われた残酷な政策について解説します。
人頭税とは
妊婦が崖を飛ぶ村
かつて沖縄に存在していた琉球王国は、侵攻を受けた薩摩藩に多額の税を払うために、すべての住人に同じ額の税を納めさせる人頭税を導入します。多額の税から逃れるために、各村では人口を減らす政策がとられました。その一つが妊婦に4mの崖を飛び越えさせるというもの。ほとんどの妊婦が命を落とし、成功しても崖にぶつかった衝撃で流産してしまいます。この人頭税制度は1903年まで続けられました。
まとめ
この他にも、銅鑼が鳴ったら畑まで集合し、制限時間を過ぎると処刑される制度など、人口を減らすための政策が採られていました。このような野蛮な政策が明治時代まで続いていたことには驚きを隠すことができません。