鉄の輪で首を絞るスペインの拷問「ガロット椅子」とは。

椅子に座らせた死刑囚の首を鉄の輪で絞めて後ろを捻ることで首を絞める絞首刑の一種である。また、拷問道具としても使用される。スペインの公式な死刑執行法として1978年に憲法改正により死刑制度が廃止されるまで使用されていた。また、スペインの植民地でも行われていた。フィリピンではスペインの植民地からアメリカの植民地に変わった後も1926年に電気椅子が導入されるまで使用されていた。

出典： wikipedia.org

依頼人の婚約者は、ネットに流出した元カレとの情事の動画をネタに脅迫されており、それを苦に自殺してしまいました。復讐を依頼された主人公は、脅迫犯を拷問部屋へ拉致します。首の部分に鉄の輪がついたガロット椅子に座らせて、後ろのネジを巻きあげます。すると首についた鉄の輪がしまり、呼吸困難に陥ります。長時間苦しんだ結果、脅迫犯は窒息死してしまいました。

ガロット椅子はスペインの死刑執行道具として、1978年まで用いられていたそうです。日本の首刑とは異なり、徐々に徐々に音が締まっていくので、死ぬまでの時間が長く､とても苦しい処刑方法だったのではないでしょうか。