日本では2015年3月11日時点で100例以上の感染症患者が報告されており[6]、いずれの感染者も西日本で発生している[13]。少なくともそのうち7例ではウイルス学的にSFTSと診断され[14]、また国内で初めて確認された患者の血液からはウイルスが分離されている[2]。当初はマダニからウイルスが検出されることはなかったが、2013年5月23日に確認された山口県の患者に付着していたタカサゴキララマダニからSFTSウイルスが検出されている。ただし、この報告は患者の女性からダニへとウイルスが侵入した可能性を否定するものではない[15]。また、その後の調査から、フタトゲチマダニとタカサゴキララマダニ以外にも複数のマダニ種(キチマダニ、オオトゲチマダニ、ヒゲナガチマダニ等)からSFTSウイルスの遺伝子が検出されている
出典: wikipedia.org