ポケットモンスターブラックホワイトにおけるチャンピオンご、アデクという人物です。彼が持っているウルガモスというポケモンは、太陽のポケモンと言われています。
ウルガモスの進化前は、メラルバというポケモンです。
これは、炎が燃える様子の「メラメラ」と、幼虫という意味の「ラルバ」が組み合わさって名前が成り立っています。
言わずと知れたゲーム「ポケットモンスター」の世界観を考察し、独特のシニカルなしゃべり口での語りが人気の【さおうさん】!
ポケットモンスターブラックホワイトにおけるチャンピオンご、アデクという人物です。彼が持っているウルガモスというポケモンは、太陽のポケモンと言われています。
ウルガモスの進化前は、メラルバというポケモンです。
これは、炎が燃える様子の「メラメラ」と、幼虫という意味の「ラルバ」が組み合わさって名前が成り立っています。
そして、進化後のウルガモス。
この名前の由来は、ローマ神話に登場する火の神「ウルカヌス」と、蛾を意味する「モス」です。
また、ウルガモスの英語名などから考察すると、太陽や火山にも関係したポケモンであることも予想されます。
これはウルガモスの伝説に繋がっているのです。
ウルガモスはかつて、火山灰で暗くなってしまった世界を、自身の炎で照らし、人々を寒さから救ったそうです。
また一方で、炎の鱗粉で当たりを火の海にしてしまう可能性もあることから、「太陽の怒り」と恐れられていた一面もあります。
イッシュ地方のチャンピオン、アデクは、主人公たちに助言を与えてくれる頼もしい存在です。
彼は、元々伝道師というイメージで製作されていたのですが、途中で風来坊というコンセプトになったそうです。
彼の手持ちポケモンには、ウルガモスがいます。しかしこのウルガモス、アデクにとっては2体目なのです。
彼は、現在こそポケモンと人間との共生を強く謳っていますが、ポケモン勝負の強さに固執するという過去をもっていました。
その時に使っていたのが、1体目のウルガモスです。絆はあったものの、アデクの強さにこだわりすぎる姿勢がたたり、病気になって亡くなってしまいました。
そして彼はポケモンを労る心を身につけ、今は1体目の子供である2体目のウルガモスと共に暮らしています。
威風堂々としている彼は、なんと一部で『ヘタレキャラ』と言われています。その所以が、Nとの戦いにあります。
Nは、チャンピオンを倒すと決め、アデクと戦います。ここでアデクは負けてしまいます。
しかしそこで素直に引き下がるのではなく、「ポケモンと人を切り離すな。それだけはしないでくれ」とNに懇願するのです。
これが一部では命乞いと言われ、ヘタレキャラになってしまった原因です。
しかし、ポケモンとの共生を強く願い、心からの言葉で訴えていることは、むしろ男らしいですよね。
さおうさんも、このようなアデクの人間らしさが好きだと語っています。
ウルガモスは伝説ポケモンではないものの、心温まるエピソードを持つ重要なポケモンだということが分かりました。