コンソールウォーズとは、日本における家庭用ゲーム機の販売競争のことです。
現在では任天堂のニンテンドーSwitch、SONYのプレイステーションが二大トップとして人気ですよね。
しかし、プレイステーションが登場し、SONYがゲーム機競争に参戦したのは1990年代中期。それ以前は、別の会社が台頭していたのです。
1983年、家庭用ゲーム機はさまざまな会社が販売し、激戦でした。その中でも人気があったのは、任天堂のファミリーコンピュータ。1985年には、今でも絶大な人気を誇る“マリオブラザーズ”が登場、日本で大ブームを起こしました。
キャラクターが浸透したほか、左から右に進んでいく形も、マリオが産みの親と言われています!
そして、この大ヒット作品を生み出した任天堂に対抗したのが、SEGAでした。
SEGAは、画面表示機能を大幅に向上させた“SEGA MARC III”を発売。
しかし、ソフトが少なかったことや、マリオがヒットしすぎていたことなどにより、この先に残っていくのは任天堂となっていきます。
この時代は、テレビCMでお互いの会社のゲーム機を比較対象として持ち出していたり、バチバチの競争が繰り広げられていました。
マリオのゲーム画面で、SEGAのキャラクターであるソニックの靴がゴミ箱の横にあるイラストなどもあり、その煽り合いの激しさが分かります。今では考えられませんね!