戦国時代の拷問「蛇責め」犯行を自供しない悪人の末路とは…

戦国時代に実際に用いられていた拷問方法の一つです。大量の蛇が入った壺に人間を押し込み、その壺を棒で叩いたり火をつけたりして蛇を刺激します。すると、音や熱に驚いた蛇が中の人間に嚙みつくという、おぞましい拷問方法です。

法では裁けない悪人を処刑する主人公は、娘を誘拐された両親の依頼で、犯行を自供しない容疑者の男を拉致し、蛇責めにかけます。大量の蛇が入った壺に手足を縛った男を放り込み、その壺を棒で叩いたり火をつけたりして蛇を刺激します。驚いた蛇は男の手足だけでなく、口や耳、肛門から体内に入り込んで内臓にも噛みつき、男はとうとう犯行を自供します。その後、２時間半もの間苦しみ続け、最後には死亡してしまいました。

「蛇責め」は戦国時代にキリシタン弾圧に用いられていたそうです。蛇に手足を嚙まれるだけでなく、内臓まで噛まれるというのは想像を絶する痛みだと思います。現代の日本では宗教弾圧はありませんが、このような拷問の犠牲になった人たちがいるということを忘れてはならないと思います。