江戸時代において、庶民が重い罪を犯した場合は斬首刑が適用されていました。首を斬る役目は同心(現代でいう警察)が担っていましたが、斬首には高度な技術が必要だったため、死体を斬り慣れている者に依頼することが多かったそうです。その斬首を依頼されていたのが、死刑執行人「山田浅右衛門」です。
死体を使って試し斬り!?本業は鑑定士!?江戸時代の死刑執行人の実態とは!
【ヒューマンバグ大学_闇の動画】人がバグってしまうような過激な内容を漫画で解説している少しダークな教養チャンネル。今回は江戸時代の死刑執行人の実態について解説しています。ただ犯罪者の首を斬るだけではない死刑執行人の実態に迫っています。
江戸時代の死刑執行人とは
本業は鑑定士?
山田浅右衛門の本業は刀の鑑定士だったそうです。刀を鑑定するために死体を使って、試し斬りをしていました。そのため、人を斬ることに慣れており、斬首に必要な高度な技術が身についたのでしょう。
一度斬った死体を再利用?
死罪によって首を斬られた死体は山田浅右衛門が持ち帰り、刀の試し斬りに使っていたそうです。また、死体が不足しているときは斬った死体を縫い合わせて再利用することもあったとか。
死体を使って薬作り?
死体の内臓を乾燥させて薬を作っていたようです。当時は人間の内臓が結核に効くと言われており、飛ぶように売れたそうです。
まとめ
江戸時代の死刑である斬首刑は、現代の絞首刑と比べて、より一層残虐なイメージがあります。しかし、罪人を必要以上に苦しめないために首を斬るプロに頼んでいたというのは驚きですね。個人的には、薬を作っていたのは人を殺して報酬を得ている自分への罪滅ぼしなのかもしれないと思いました。