【ポケモン黒白】実はすごく深かった!ブラックホワイトの知られざる世界観深堀り【さおうさん】

言わずと知れたゲーム「ポケットモンスター」の世界観を考察し、独特のシニカルなしゃべり口での語りが人気の【さおうさん】。今回は、ブラックホワイトの世界をもっと詳しく見ていきます!


主題は【多様性】これまでのシリーズと違う点

今回の動画では、これまで伝説ポケモンを中心に見てきたブラックホワイトを、ストーリー性という点からもっと詳しく深堀していきます!
ポケモンの魅力の一つはそのシナリオの面白さです。
詳しく見ていくと、これまでのシリーズとは明らかに違う点がありました。

それでは早速見ていきます!

実はこのブラック・ホワイトは発売から時間がたった今でもとても根強い人気を誇っています。その理由に、ストーリーの深さが挙げられます。

ブラック・ホワイトは、ターゲット層をこれまでゲームを楽しんでいた人々より少し年齢が上の層として制作されました。というのも、子供のころポケモンを楽しんでいた層が中学高校になるにつれて卒業してしまうのを悔しいと感じた施策サイドによって、大人も楽しめるゲームにしようという思惑があったのです。
それによって、本作から文章が漢字で表記されるようになったり、主人公キャラクターの頭身が伸びたりしました。そして、さらにストーリーがより深いものになったのです。

ポケットモンスターブラック・ホワイトのテーマの1つは、「多様性」でした。このシリーズの舞台、イッシュ地方のモデルはアメリカのNY南部です。地形だけでなく、様々な人種が共存する多様性の文化もNYになぞらえていることが分かります。ゲーム内に登場するキャラクターも、様々な肌や瞳の色をしており、多人種多文化が表現されています。

そしてもう一つのテーマは、「宗教」でした。これまでのシリーズでは、日本の神道にのっとり、ポケモンを精霊に見立て、ポケモンと人間が共存していくべきだという思想が主でした。しかし本作に登場する組織【プラズマ団】は、ポケモンと人間は共生ではなく、白黒はっきり分かれるべきだという「ポケモン開放論」を唱える組織です。そしてプラズマ団は、キャラクターN(エヌ)のカリスマ性に陶酔しています。
しかしプラズマ団の真の狙いは、人々が解放したポケモンを独占し、世界を支配することだったのです。

ブラックホワイトとキリスト教の関係!

実は、このプラズマ団の「ポケモン開放論」という思想は、キリスト教の「神と人間は分離している」という思想に結び付きます。
これまでのシリーズは日本の神道、プラズマ団はキリスト教という図式が見えてきましたね。

そして、プラズマ団は純粋にポケモン開放論を信じていたN派と、解放されたポケモンを独占しようと目論むゲーチス派に分かれていきます。
これも、キリスト教がカトリック派とプロテスタント派に分かれていったことと似ていますね!

謎の存在!カリスマ「N」について

ここで、Nの正体について見ていきます。彼は、プラズマ団の頂点に君臨する王であり、N派のボスです。ただ、ゲーム内ではゲーチスに操られていた存在です。
Nは未来予知をし、ポケモンの言葉を理解できます。ポケモンから生まれた人間とも囁かれています。
人間とポケモンの共存を灰色の世界として否定しており、白黒はっきり分けることがポケモンの幸せにつながるとしています。

きれいなタイトル回収ですね!

そんなNのモチーフとなった人物がキリストです。

プラズマ団の王であるN、ユダヤの王であるキリスト。
ポケモンの言葉を理解するN、神の言葉を聞くことができるキリスト。
ポケモンの子とされるN、神の子であるキリスト。

このように共通点が数多く存在することから、Nのこのゲームでの存在はキリストになぞらえられていることが分かります。

その他にも、悪役のボス・ゲーチスはユダ(Nを裏切る存在)、プラズマ団の七賢人は12使徒、アイリスは名前の花の花言葉が「聖母の悲しみ」であることなどから、キリスト教をモデルにしていることが色濃く見受けられます。

このように、シナリオの深みが過去作とは異質なブラック・ホワイトを紹介しました。大人になっても楽しめるストーリーが盛り込まれているゲームはとても面白いですね!さおうさんの今後の考察も楽しみです!

【ポケモンBW】世界観に隠されたメッセージと謎のトレーナー『プラズマ団の王:N』について!ある”宗教”と比較するとストーリーの異質さが浮き彫りに・・・。【ポケモン剣盾】【イッシュ神話】

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